うつ病を根本から治す!認知行動療法とは?【徹底解説】

 

認知行動療法とは、一体どんな治療法なのでしょうか?

 

 

この記事を読むと、認知行動療法の仕組みがよく分かるようになります。

 

また、認知行動療法を始めるにはどうしたら良いのかについても、お教えします。

認知行動療法とは?

認知行動療法とは、うつ病などの精神疾患の治療に用いられる、精神療法(心理療法)の一種です。

 

もともとは、うつ病の治療のために開発されたものなのですが、今では不安障害、パニック障害、強迫性障害など、さまざまなメンタル疾患の治療に利用され、効果をあげています。

カウンセリングとの違いは?

蒼井

こんにちは!

管理人の蒼井です。

心理療法と言うと、カウンセリングもありますよね。

実は、認知行動療法にはカウンセリングとの決定的な違いがあります。

 

それは、カウンセリングでは「話を聞くこと」がメインなのに対して、認知行動療法では「問題解決」を目的としているという点です。

 

認知行動療法では、人間関係や仕事の悩みを解決し、ストレスを減らすことを目的としています。

 

ストレスに対する処理能力が上がり、ストレス耐性がついてくるのです!

うつ病を根本から治すことができる!

抗うつ薬のみの治療では、薬を終了した後や、職場に復帰した後の再発率が非常に高いことが問題点となっています。

 

蒼井

抗うつ薬のみの治療で再発率が高いのは、抗うつ薬はあくまでうつという症状を抑えているだけであって、うつ病の原因になるようなストレスそのものを減らすことはできないからです。

 

職場に復帰すれば、またストレスがたまっていって、再発してしまうのが目に見えています。。。

 

そこで頼りになるのが、認知行動療法です。

 

認知行動療法では、考え方のクセを直すことによって、ストレスや人間関係の悩みを減らしていくことができます。

 

認知行動療法を行うことによってストレスの処理能力が上がれば、うつを根本的に治していくことも可能になるのです!

認知行動療法のメリットとデメリット

認知行動療法は、うつ病の治療や再発予防に非常に効果的ですが、デメリットもあります。

 

薬物療法などの他の治療と比較した際の、メリットとデメリットについて確認しておきましょう。

 

認知行動療法のメリット

  • 薬と違って、副作用がない。
  • 勉強すれば、自分一人でもできる。
  • うつ病を根本から治すことができる。
  • 再発予防にとても効果的。

 

認知行動療法のデメリット

  • 薬より、効果が出るまでに時間がかかる。
  • 仕組みややり方を覚えるのに、勉強が必要。
  • うつ状態で気力のない時には、つらいと感じることもある。
  • 途中で断念してしまう可能性もある。

認知行動療法って、どんな治療法なの?

蒼井

認知行動療法は、考え方を変えるための治療法です。

人にはみな、「考え方のクセ」というものがあります。

 

ネガティブな考え方をしていれば、当然、気分も落ち込みやすくなります。

 

考え方の違いによって、気分が変わってくるということです。

 

ということは、考え方を変えれば、気分も変えることができるということですよね。

 

認知行動療法では、まず、自分の考え方のクセに気づきます。

 

そしてその考え方のクセを少しずつ良い方向に修正していくことで、気分が落ち込んだり、ストレスを感じたりすることを少なくしていくことを目指すのです。

人によって、物事のとらえ方はこんなにも違う!

蒼井

同じ出来事を経験しても、人によってその「とらえ方」はまったく異なります。

例えば、職場で上司から転勤を命じられた場合について、考えてみましょう。

 

Aさんは転勤を命じられ、自分は左遷されるのだと思い、やっぱり自分は評価されていないのだと確信し、落ち込んでしまいました。

 

一方、Bさんは、新しい環境で勉強できる良い機会だと思い、おまけに前から住んでみたかった地方に行くことができ、ラッキーだと感じました。

 

Aさんは、落ち込んで憂うつな気持ちになっています。

 

Bさんは、嬉しくてわくわくするような気持ちになっています。

 

同じ状況なのに、二人の「感情」は全く違うものになっていることに注目してください。

 

どうしてこれほどまでに、感情に違いが出てくるのでしょうか?

 

 

そうです!

 

同じ出来事に遭遇しても、その「とらえ方」が違うために、その結果生じてくる「感情」も変わってくるということです。

 

さらに、感情が変われば、そのあとの行動も変わってきます。

 

Aさんは仕事に対する自信ややる気を無くして、積極的に取り組むことが減るかもしれませんね。

 

一方のBさんは、いろいろなことを学びたいと思い、積極的に挑戦することでしょう。

 

幸せの青い鳥
ここがポイント!

同じ出来事を経験しても、とらえ方次第で、そのあとの気分や行動が変わってくる!

「自動思考」とは?

蒼井

ある出来事や状況に遭遇した時、僕らの頭の中では、瞬間的にいろいろな考えが浮かんでいます。

 

Aさんの例では、「左遷されるに違いない」「自分は評価されていない」「自分はダメな人間だ」という考えが浮かんでいます。

 

Bさんの場合には、「転勤は新しい環境で勉強できる良い機会だ」「ラッキーだ」と考えています。

 

こういった頭の中に瞬時に浮かぶ考えのことを、「自動思考」と呼びます。

 

AさんとBさんの気分の違いも、この自動思考の違いによるものということです。

 

 

ちなみに、認知行動療法を知らない人は、自動思考の存在にすら気づいていないことがほとんどだと思います。

 

自分が普段から無意識のうちに、ネガティブな考え方やとらえ方をしているということに気づいていないのです。

 

幸せの青い鳥
ここがポイント!

自分がどんな自動思考をしているのかに気づくことから始めよう!

うつになる人は、考え方が極端!?

考え方が極端にネガティブに偏ってしまう人の方が、やはりうつになりやすいです。

 

例えば、たった一度の失敗で「自分は仕事ができない」「能力のない人間だ」と考えて落ち込んでしまう場合などが良い例です。

 

蒼井

誰でも失敗することはあるわけですし、たった一度の失敗でそこまで自分を否定しまうのは、極端ですよね?

認知行動療法では、極端に偏ってしまった考え方を少しずつ修正して、「バランスの取れた考え方」へ変えていくことを目指します。

認知行動療法を始めるには?

認知行動療法は自分でもできるの?

認知行動療法は、やり方さえ勉強すれば、自分ひとりでも行うことができます。

 

ただ、仕組みややり方を教わったり、自分の考え方を客観的に見てもらったりするという意味では、最初は指導してもらうのも効果的です。

 

もしご自分で行われたい場合には、以下の記事でやり方を詳しく解説していますので、参考にされて下さい。

自宅で一人でもできる!認知行動療法のやり方マニュアル

2017.09.25

病院やクリニックで受けたい場合は、どうするの?

蒼井

認知行動療法が受けられる病院は、実はかなり限られています。

大学病院などの大きな病院や、クリニックで臨床心理士さんを雇い、心理療法やカウンセリングに力を入れているような所でないと、受けることができません。

 

日本では、まだ実施している施設が少ないということが課題です。

 

病院ではありませんが、民間のカウンセリングルームで施行している所は結構あります。

 

かかりつけの精神科の先生に施設を紹介してもらうのが手っ取り早いですが、ご自分でインターネットで検索して探されるのもありだと思います。

 

ちなみに、日本では2010年、認知行動療法が保険適用となり、保険診療で受けられるようになりました。

 

ただ、民間のカウンセリングルームで受ける場合には原則として自費診療となる場合がほとんどですので、費用の面で負担が大きいですよね・・(汗)

いかがでしたか?

蒼井

認知行動療法はとても効果的な治療法なのですが、費用や施設などの問題点もあり、まだ気軽に受けられる治療とはいいがたいのが実情です。。。

 

もし自宅でうつ病の本格的な治療に取り組まれたければ、以下の記事で紹介しているうつ病教材にも挑戦されてみて下さい。

 

最短でうつから抜け出す方法を、ぜひ知って下さい!

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